最近は本の虫
久しぶりの更新
前回の更新が一体いつだったか、わからなくなるくらいの期間を開けました。
ここ数か月で生活環境?人間関係?が変わり、落ち着くまで待っていました。
月並みですが、交際していた人と別れたことにより気持ち的に荒れていたり、うつ病になって療養していたり、1年半所属していた団体を引退したりと自分なりに大きな変化の中にいました。
最近になって気持ちの面も落ち着き、やっと前に進めそうです。(長かった…)
特に元カノへの不満や所属団体に今、不満を感じるところはありません。
鬱になったとか、自分に非がありますしね(笑)
取りあえず今度こそ定期的に更新していきます。
正直、次回取り上げる題材とか日付を決めちゃうと、逆にモチベーションが下がっちゃうのでこれからは止めます。
近況
上記したように、最近はうつ病の療養をしておりました。
所蔵していた団体を辞めたのも、療養の部分が大きいですね。
時折、学生記者として活動をさせていただいているくらいで最近は特に何もしていないです。
ただ、前々から興味のあるボールルームダンス(俗に言う社交ダンスです)を始めようかと思っています。仙台に20.30代の社会人サークルがあるようなので(∩´∀`)∩
近々、参加してきますー!
本の虫
さて、本題です。本題というほど素晴らしい内容は書けませんが(笑)
最近は療養も兼ねて、前から集中して行いたかった読書に集中しています。
読む本は、ビジネス書などではなく、小説です。
団体に所属していた頃は、固い本ばかり読んでいたので、その反動ですかね(笑)
分類でいうと、近代文学?を漁ってます。
王道の夏目漱石・太宰治・芥川龍之介・川端康成・三島由紀夫・中島敦ですね。
とは、言っても、そこまで読み進められてはいませんが・・・。
何というか昔の人の作品を読みたくなったんですよね(笑)
特に太宰を。
具体的に言うと、こころ・人間失格・グッドバイ・雪国・山月記・李陵・太宰の短編しか読んでいないですが、名著って全体的に人間の闇の部分を扱った内容のものが多いですね。一言で表すと、”孤独” なのですかね。
ただ、まだ一読しただけなので、深くを語ることはできませんがそんな印象でした。
たまに内容が内容なのでテンションが下がることがありますが、良い経験になっています。
家にはまだまだ積本がたくさんあるので、楽しみながらゆっくり消化していきたいと思います。
少し昔語りになりますが、自分が読書が好きになったのは4歳くらいなんですよね。
保育園で読み聞かせをしてもらった、「エルマーの冒険」がきっかけでした。
エルマーの降りかかる問題の予想外の解決方法や未知の世界を切り開いていく様子に、子どもながら凄くワクワクドキドキしながら聞いていました。
小学校に上がると、率先して図書委員になったり、「デルトラ・クエスト」「ダレン・シャン」、怖い話や「三国志」等、単発ものだけではなく、シリーズものもたくさん読んでいました。ページを捲ることが本当に楽しかったです。そこから定期的に本を読む習慣が身に付きました。
中学生になると、今でも大好きな作家に出会いました。
それは、伊坂幸太郎さんです。
入りは、偶然友達が紹介してくれた「魔王JV」でした。
この作品は、「魔王」と「グラッスホッパー」という2作品を、豪快に?混ぜ合わせたコミカライズ作品で、中学生で在った自分にとても馴染み易かったことが、幸を奏しました。
コミックを見た私は、原作が気になり「魔王」を読みました。
正直、中学生の自分には上手く理解できませんでした(笑)
しかし、作品中に出てくる魅力的な台詞には心を何度も打たれました。
特に、今の私の軸の一部にもなっている洪水の例えが一番好きです。
お蔭様で、ネガティブな考え方が身についてしまいましたが(冗談です 笑)
今だ、「魔王」は愛読書です。
迷ったときや心が折れそうなときに読むと、昔の気持ちを思い出し、良い活力剤となっています。
「魔王」は世間的に、完成度の点からそこまで評価が高くないようですが、私はある意味そこも魅力に感じています。想像の余地が残っているからこそ、味があると思うんです。というか、作品の主なテーマである「自分で考える」という事から考えると、この余地はあるべきだと思うんですよね。
ここで1つ、魅了された理由で思い出したのが、この作品が書かれた時期なんですよね。
作品は主に、政治の話です。しかし、ここで話されている内容が、2015年の現在に直面している問題でもある「憲法9条の改正」についてなんですよね。
作品が書かれたのは2004年。もう既に10年前から伊坂さんは、問題が見えていたんですよね。
10年の間には、小泉元首相の郵政民営化の話もあったりと先見の明が冴えわたっているんですよね。(最も、自分が小さい頃から問題はあったのかもしれませんが、自身の感覚的には凄いんですよね)
と、ここまで伊坂さん、基「魔王」の話をしてきましたが、この本が自分に大きな影響を与えた作品であるという事が伝われば幸いです。
正直、文章を書くことに疲れたので、今回はこのくらいにしておきます(笑)
それでは、またそのうちに。
~終~